ワタシも最近になって耳にするようになったのですが、言葉のごとく
長い歳月を経ても住める家。「耐久性」「耐震性」「維持管理の容易性」「可変性」が備わった
住宅のことをいうのです。
最近の住宅は安価に仕上がって、耐久性もありません。
長期優良住宅に魅力を感じますよね?
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木造住宅 国産材
日本は森林面積が国土の70%近くもあるのに、戦後は海外からの木材輸入が増加しています。そんな関係からか、今では木材自給率がわずか20%前後というおかしな国になっています。日本には木がないのではないのです。むしろ、戦後復興の乱伐の後の拡大造林で植えられた人工林は、まさにこれから伐期を迎えようとしてるのに、山は見捨てられ、どんどん荒れています。
たとえば、伐採後、植林せずに放っておかれるままの山、間伐が適切に行われていないため地面に日光が入らず、下草が生えない山が増えています。このような山で雨が降ると土がどんどん流出してしまい、立ち枯れや山崩れが心配されます。また、材の値段があまりに安く、伐り出すほど赤字が膨らんで経営意欲を失った山林所有者や、普段地元にいない不在所有者が、代々守ってきた山を廃棄物処分場建設などに売ってしまうケースも出てきているそうです。
解決しなければならない問題は山積みなようですが、まずは住む人・つくる人が積極的に国産材を求め、健全な需給のバランスを回復していくことで、解決の糸口は見えてくるのではないでしょうか?
国産材で家を建てることは、日本の山を守り、生活環境の安定や改善にもつながるということなのです。
木造住宅 木の良さ
木造住宅と一言にいっても、いろんなものがあります。真の木造住宅
とは、見た目が「木に見える」木目調ではなく、文字通り本物の「木」の
家。つまりは、近くの山の木を伐って製材した、自然なままの木を材料
とした家のことです。
人工的につくられた新建材はやはり扱いやすく、安価に手に入れること
ができます。しかし住み心地は、本当の木の家には及ばないでしょう。
住み心地とは、やわらかさ、あたたかみ、見た目の美しさ、香り、安ら
ぎなど、人間が感じ取る「気持ちよさ」が複合したものです。それが木
のもつ調温調湿機能からくるのだとか、昔からずっと使ってきているも
のだからとか、いろいろな説明が可能ですが、木の家に足を踏み入れ
てホッとする感覚は、とにかく体感して実感してみてこそ分かるものな
のです。
木造住宅 町並
昔の民家はその土地に根ざしたつくりをしていました。集落や町並み全体がひとつの調和をもち、風景にしっくりととけこんでいたと思います。すべてがその土地の木や土などの自然素材でできていたことも、ひとつの要因でしょう。
現代の家造りは、一軒一軒がバラバラで、風景としての統一感はなくなってきていませんでしょうか?違法でさえなければ、どんな家を建てようと自由なのでしょうが・・・。
今では1部の観光地のみが、建物の規制がさせれ、多少昔の町並はかろうじて保たれていたりもします。
個性は、風土との調和や長い時の流れを意識した中にあってこそはじめて、美しい町並み・家並みの構成要素になり得ます。そんなことも家づくりの大事な要素の思えてきます。
木造住宅 民家
○夏によい民家
よく旅行先なんかで、古民家に入ったりする機会はありませんか?そんな時、夏場の古民家に足を入れた途端、ひんやりして気持ち良く過ごしやすかったりします。高温多湿の日本にはこういった古民家風な木造住宅がお勧めなのです。
日本の伝統的な民家には、蒸し暑い夏をしのぐ工夫が多く凝らしてきたそうです。室内に壁をつくらず襖や障子で仕切るだけで、風が抜けるようにしたり、床を高くして湿気がこもらないようにしたり、屋根を分厚くして強い日差しによる熱気を防いだり、雨の時に部屋が濡れてしまわないように深い軒をはりだしたり。
どこにでもあったような民家に、季節と折り合って生きてきた人の知恵がたくさんつまっていますよね。
○現代の民家
50年、100年前に建った民家でも、人が住み続けていれば、十分に保つことはできるそうです。寒かったり暗かったりする点などに手をかけ、直しながら長らく住んでいる人もいます。
私たちがつくる現代の木組みの家も、民家の流れを継ぐものです。今なお残る民家が昔生まれの「おじいちゃん」だとすれば、私たちがつくるのは、伝えられてきた知恵や美を活かした、「生まれたての」民家。数十年後に「古くなった」と壊されてしまうような家ではなく、「いい味が出てきたな」と、直しつつ住み続けられる家を作っていけたらいいですね。